カトリック精神による『こころの教育』 日常生活の練習

当園が目指す「いのちの教育」は、敬虔なカトリック信者であるマリア・モンテッソーリが確立したモンテッソーリ教育によって支えられています

日常生活の練習

子どもは、「動くこと」で成長していきます。2歳頃になると、子どもたちは何でも自分でやりたがるようになります。大人にとっては何の変哲もない日常生活の動きが、子どもにとっては多くの学びの機会となります。子どもたちの「自分でする!」という気持ちは、さまざまな動きを「今」身につけようとする子どもたちの成長欲のあらわれなのです。

大人の場合、さまざまな行動の「目的」は、効率が優先されます。たとえば「15分以内にリビングの床をピカピカに磨こう」とか「6時までに3品のおかずを用意しよう」といったものですが、子どもたちの場合は結果を出すことではありません。無意識のうちに、発達させたい能力の「動き」をします。やりたいことをすることが、能力の成長を促すことにつながっているのです。そのため、好きなことを子どもたち一人ひとりが満足いくまでやり遂げるということが、モンテッソーリ教育では大切にされています。

つくし野天使幼稚園では、このようなモンテッソーリの考え方と教えをもとに、さまざまな活動を行います。教具を使ったお仕事の時間はもちろんのこと、幼稚園での日常生活の中にも大いに取り組まれています。例えば「ふく」、「しぼる」、「そそぐ」、「はこぶ」といった一連の動きは、お弁当の当番、小動物のお世話、花壇の水やりなどの活動でも大いに生かされ、大切な学びの経験となるのです。その他にも洋服の着脱、掃除、洗濯、食事の準備、あいさつやマナーなども、こうした活動が関連づけられ、たとえ自分ではできなくても、周りのお友だちやお兄さん・お姉さんを見ていることで、子どもたちはたくさんの情報を受け取っています。